「振り子時計の修理・交換」
こんにちは、メモメモ先生です。大切にしていた振り子時計が動かなくなってしまい、時計屋さんにも見てもらったのですが、修理は難しいと言われました。どうしても諦めきれず、独自で調べた結果、下写真の「ムーブメント」と呼ばれる針を動かす機械部分の交換が必要だと分かりました。新しいものを買う前に、自分で修理できるかチャレンジしてみました。
私の振り子時計のタイプは、秒針をムーブメントの軸(シャフト)に対して、まっすぐに引き抜き、同様に分針と時針を抜きました。さらに、時計本体の文字盤にはナットが埋め込まれていたので、ムーブメント自体をクルクル回し外すことができました。振り子時計にもよりますが、ナットで固定されているタイプも多いようなので、その場合はナットを外すと良いでしょう。

振り子用ムーブメント・時計針の購入
同じものを購入しようと、ムーブメント裏に表示されているTAIWAN製のDMP-201という型番を検索したのですが、ネットでは見つかりませんでした。代わりに「クオーツ電子振り子時計、ミドルシャフト」と検索すると、形は少し違いますが、類似のムーブメントが見つかりました。これなら、直るかもしれない! 3,000円近くしましたがネットで購入を決断、3日後にモノが届きました。
しかし、注意すべきポイントがありました。ムーブメントの本体自体は時計盤に固定できたものの、時計針が軸(シャフト)に差し込めなかったのです。ムーブメントの針固定軸の径は、大きさに種類があるようです。このため、ムーブメントと一緒に時計針も購入することをお勧めします。私は、時計針だけ購入できるところをネットで探し、購入しました。注文後2日でモノが届きました。ちなみに、針の長さも種類がありますので、既存の針と近い長さのものを選択すると良いでしょう。

さぁ、下図が完成写真です。使用していた針は再現できなかったものの、かわいい針を見つけることが出来たので良しとしました。時計の針は、12時の位置に合わせて時針・分針・秒針を順番に差し込み、その後でダイヤルを回して今の時刻に合わせます。最後に単三電池を取り付ければ完成です。
振り子の動きも好調です。諦めていたお気に入りの時計を捨てずに、修理して再び使用できる喜びを感じました。あなたの手元にある動かなくなった時計が、再び輝くことになる一助になれば幸いです。

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